2024/1/10
1979年ソビエトがアフガニスタンに侵攻。親ソビエト政権を支援するために軍を送った。ソ連軍10万人、アフガン軍4万人、民兵その他12万人の連合に対してアフガンのムジャヒディン13万人と国外勢力11万人が戦った。ソビエトとしては親ソビエト政権を安定させられればすぐに撤退する予定だったが、泥沼にハマっていく。共産主義と宗教は、水と油の関係。宗教を否定する共産主義に対してイスラム教を守りたいムジャヒディンが対立するのは当然の成り行きと言える。このムジャヒディン側にサウジアラビアから駆けつけたウサマ・ビンラディンがいて、米国の支援を受けながらソビエトを追い出すために戦っていた。わからないのは、敵と戦っているときに支援を受けたら、感謝してもしきれないと思うのだが、ウサマ・ビンラディンは米国に対して今後敵意むき出しでテロを繰り返すことになる。ソビエト撤退後の泥沼化について池上彰さんは、もっとアフガニスタンが安定するまでしっかり支援すべきだったと言っていたが・・・このソビエトのアフガン侵攻が泥沼化のはじまりと言える。
9.11以降アフガンからタリバンを追い出し、安定化と民主化を進めていたものの2021年米軍の完全撤退を機にタリバンに奪われた。どんなに努力しても一瞬にして崩れるのだ。何十年支援しても自分の国を自分で守ろうとしなければ、駄目なんだろうと思う。2021年の米軍撤退は衝撃だった。米軍の最後の飛行機に乗ろうとアフガンの人たちが滑走路へ押し寄せるのを尻目に米軍機は飛び立つ。
映画コヴェナント約束の救出、2024年2月23日公開です。アフガンの通訳に命を救われた米兵の話。う〜見にいきたい・・・
2024/2/10
(出典:ゴジラ−1)
ゴジラマイナスワン、こないだ見たのですが、すごいですねえ。すごい。日本人にしか作れないと思った。ハリウッドに取られたゴジラを再び日本のゴジラに引き戻した感じ。この奥深さ、ハリウッドじゃあ無理だ。予算はハリウッドの10分の1。低予算ながら山崎監督は限られたセットとCGを組み合わせて作り上げました。ハリウッドでは、潤沢な予算を注ぎ込み、舞台全体を油圧シリンダーで揺らして船の様子を再現するのですが、今回のゴジラ−1ではそんな予算はないので、俳優さんが体を揺らして、揺れてる船の上にいるかのように演技したとのこと。そんな裏話を聞くともう涙が止まりません。それでいてあのストーリーの凄さ。時代は太平洋戦争末期から始まり、戦後のボロボロになった東京にゴジラが上陸する。米軍にボロボロにされて、更にゴジラに破壊されるのでマイナスだとか・・・いや〜〜〜すごい。アカデミー賞ノミネートされてさらに盛り上がる。え〜〜アカデミー賞の発表は2024年3月11日だそうです。いや〜〜〜楽しみです。
2024/2/24
護衛艦いせ見学
全長197m
基準排水量 13950t
DDH182
2011年就役
母港 佐世保
第2護衛隊群 第2護衛隊 所属
ヘリ搭載護衛艦
最大速力30ノット
乗員350名
兵装
Mk15ー20mm機関砲(ciws)2機
Mk41 VLS16セル
3連装短魚雷発射管2基
12.7mm機関銃用銃座7基
搭載機
SH60 J/K哨戒ヘリ3機
輸送ヘリ1機
NOLR-3C電子戦装置
Mk137 デコイ発射機4機
ヘリを格納庫と甲板の間を上げ下げする昇降機?に乗って甲板へ。まあ超巨大なエレベーター。4隅のワイヤーで持ち上げる。すごい。
いずも型護衛艦は軽空母化のための改修工事が進められていますが、ひゅうが型であるいせは昇降機エレベーターの位置やいずも型に比べ甲板が短いことなどから難しいのではと言われています。
デコイとは囮の意味です。チャフ発射機とも呼ばれ、アルミ箔やワイヤーなどを射出し向かってくるミサイルのセンサーなどを撹乱します。
ちなみに世界最大の空母は米空母ニミッツで333mで97000t 乗員は5000名超え。