朝の一言 ランド
20180623 朝礼当番
ランド 米ソ冷戦時、全面的に争ったらどうなったか という事なのですが、最初の 60~90分で 地上にある攻撃設備の9割が なくなると 言われています。 その次の攻撃手段はどこからか? と いう問題があるのですが、以前会社にいた NMさんは、こういった問題に詳しい方で 同じ質問をしたら、即答してくれました。 「海の中、原子力潜水艦だ」と。 さすがNM さんだと思いました。 原子力潜水艦の何が怖いのかと言いますと、 少しの燃料で半永久的に動き続けることが 出来る点にあります。 万一の際は、海の中に 隠れていて、 次浮上してきた時が最後という 状況を その一隻だけで作りだすことが出来る わけです。 その状況を作らせない為に 米ソで何をして いたかというと、潜水艦を 使ってお互い 後を追っかけていた わけです。命令が 来次第即座に撃沈 できる態勢を取ること によって抑止と していたわけです。
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アメリカの方にランド研究所という 安全保障の研究施設があります。 数学物理、政治経済などあらゆる分野のノーベル賞級の学者を集めて安全保障に関する研究をしています。 そこが算出した先制攻撃の数というのが、 結構ショッキングでして、正確な数値は 覚えていませんが、1470数発で、 目標は500~600か所と言われています。 一か所に複数弾用います。 打ち上げたら相手国も衛星で監視して いますので大統領にすぐ連絡がいきます。 待っていたら終わってしまいますので、 大統領が考える時間は10~20分と 言われて います。 しかし考えるまでもなく、報復と なります。 報復の数は先制攻撃と同じか、 それ以上 と言われており、単純計算で 3000近くが 宙を浮いている状態になります。 目標地点はサイロ、基地、都市、重工業地帯と なります。 数もさることながら、攻撃設備の9割が なくなるような状況において次の攻撃 手段を考え出した人類というのは 頭が おかしいのかなと思いました。
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ちなみにランド研究所ですが、ここが こうだと言えば国防総省が動くわけです。 研究成果を発表すれば数年後そのような 流れになっていきます。世界を支配して いると表現をされることもあります。 たまにニュースや新聞に出てきますので 興味のある方はぜひ調べてみてください。 ・・・ 以上 ・・・
PS まじめに話していたのに、数名の若手 社員がもう噴き出しそうな感じで笑いを こらえているのをみて、私の方が噴き 出してしまいました。彼らは、私を 馬鹿にしているわけではなくて、 朝礼ネタとは思えないような突飛な ネタを淡々と言っている私の姿を愉快に 感じたんだろうと思います。 私の緊張も噴き出すとともに、すっ飛んで しまいました。必死で笑いをこらえていた 若手社員に感謝。
PS 今日は第二班の社内旅行中で朝礼 出席者が少なかったのですが、それでも やっぱり 緊張しますね。