地元の日露戦争記念碑~ふと100年後を思う~未来年表

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2020年3月

普段とは違う道で、帰っていたら、ふと道端に日露戦争の記念碑なるものが目に付き、車を降りてパシャリ。神社とかにあるのは知ってたけど、こんな所にも建てられているんだなと、しみじみ・・・日露戦役記念碑とある。その下にはこの地域から出征していった方の名前が彫られている。ざっと20~30名程度名前が彫られている。

民家の敷地かな???というような感じ。ちょうど家から出てきた人がいたので話しかけてみた。70歳くらいの男性。

「なんか、これすごいですね」と話しかけると、またこの男性の詳しいこと・・・えんえん説明してくれました。この地域から出征していった人のこと、日本とロシアの関係、乃木大将や児玉元帥について、奉天会戦の作戦その他・・・なんかドンドン説明してくれました。私もちょうどブログの記事にしようと日露戦争について調べているところだったので、何とか必死でこの方の説明について行きましたが、もう詳しいこと、詳しいこと・・・実際目の前で見てきたかのような語りっぷり。余りにも詳しいので

「ひょっとして、なんかの先生かなにかですか?」と尋ねると、ちょっと、はにかんでいる感じ・・・う~ん、すごい先生なのかも・・・

「分からないことがあったら、またいつでも来なさい」と言われ、もうこっちは、緊張して、閣下を見送るがごとく最敬礼で、「ありがとうございました!」と言い、その方は悠然と家へ戻っていった。

ひょっとすると、生きて戻って来られた方かもしれません(冗談)。後日、再びその家を訪ねると「え、70歳ぐらいの男性?うちには居ませんけど」って言われたりして・・・(おそロシア、おそロシア・・・)(冗談)

こういった石碑は全国にあり、記念碑はその地域の出征した人の名前が刻まれ、忠魂碑というのは、出征してお亡くなりになられた方の名前が刻まれています。そして「日露戦役記念碑」の文字は乃木希典大将の直筆だそうです。

もう115年前の話です。今後何百年経っても、この石碑はここにずっとたたずんでいるんでしょう。100年後の人ももちろん日露戦争のこと学ぶでしょうし、この石碑を見ながら、いろいろ思いを馳せることでしょう。今からちょうど100年後、2120年3月にふとこの石碑に目が留まり、立ち寄った人がいたとして・・・「この100年平和でしたか?」って聞いてみたいですね。でも日露戦争で亡くなられた方からすると、今の私がおよそ100年経過して、ふとこの石碑に目が留まり、立ち寄った人になりますね。「この100年平和でしたか?」聞かれたら、「いや、太平洋戦争が起こり、原爆が落とされました」と答えるかな・・・2120年の人はなんて答えるでしょうかねえ・・・

人が人である以上、争いというのは、避けられないのでしょうかねえ。

良く言われる「人である以上争いは避けられない」のは恐らく本当だと思います。しかし未来永劫戦争のない平和な世界は実現不可能かといえば、そうではないと思いたいです。SF映画好きの私としては、今後、科学技術の発達により、戦争のない世界実現の可能性はあると思います。またの機会に書きたいと思いますが、人は医療の発達や治療薬の開発などで、生きる希望が出来れば、無用な争いを防ごうとします。今の幸せを失いたくないから・・・

大雑把な年表の未来年表に書きましたが、SF映画好きの私の勝手な予想ですが、完全人型ロボット、ベーシックインカム、全ての治療薬の開発など夢のようなことを書いていますが、これらのことが実現していけば、その幸せ(幸せの定義は無視します)を失いたくないという気持ちが働いて、戦争になる前に、話し合いで決着しようという思いが強くなるものと思います。科学技術による抑止力みたいな・・・ちょうど100年後に当たる2120年に全人類平和条約って書いてます。きっとこのころは、病気による恐怖もさほどなく、仕事もしたい人はすればいい(ロボットの方がはるかに生産性が高い)し、一定のベーシックインカムも毎月もらえる、金持ちはロボット買って、家事すべてさせてもいいし・・・ってなるんではないかと・・・(ベーシックインカムも納得いく金額であれば・・・)

で、領土争いとか、宗教紛争、民族紛争、主義主張の違い、エネルギー問題等で戦争するのは、割りに合わないし、話し合いで済ませるのがいいよねってなるんじゃないかと・・・期待してます・・・100年後・・・

大雑把な未来年表に2130年ターミネーター?!って書いてあるぞ!!!これはまた今度、記事にしますね・・・(平和は10年だけ???)

え~100年後の2120年3月に、この日露戦役記念碑にふと目が留まって、ふと立ち寄ってくれた方へ・・・「この100年どうでしたか?」って聞きますので、いろいろ教えてくださいね・・・(おそロシア、おそロシア)

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