自動運転の未来って?レベルは0~5まで。トヨタはモビリティ企業を目指す。人工知能はどこまで?未来年表

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自動運転について

自動運転はレベル0からレベル5まで分かれており、現在はレベル2の段階です。アシスト機能と呼ばれるものです。

(出典:blog.evsmart.net)

レベル0は手動運転。現在ほとんどの車です。
レベル1~2はブレーキやハンドル操作など補助してくれる。アシスト機能と呼ばれる。最近の車に見られる。
レベル3はある条件下で自動運転。ドライバーはいつでも運転に戻れる状態にいなければならない。世界中のメーカーで試験が行われている。
レベル4は、ある条件下で自動運転。限定された地域のみなど。
レベル5は、完全自動運転。全国どこでも行ける。

レベル5の完全自動運転になるには、専門家によると、2030年代ではないかとのことです。ハンドルがなくなり、ただ行き先を伝えるだけで、勝手に運転してくれる状態です。事故も限りなく0になるでしょう。でも古い車を大事に乗る人もいるでしょうから(私みたいに・・・)完全に普及して全車、自動化されるにはもっと先になるでしょう(2040年代~2050年代)。

(出典:NTTコムリサーチ)

すべて自動化されたら、当然スピード違反はなくなり、車間距離は数十センチで、数十台列を成します。急ブレーキもなく、渋滞の解消にもなるとか。目的地に着いたら、「家に帰ってて!」とか「夕方に迎えに来て」というだけで、駐車場の心配もなくなります。違法駐車も0になります。スピード違反、駐車違反、交通事故がすべて0になるとすれば、警察官は本当に凶悪な犯罪者だけに集中できますね。もうこの頃には、ロボコップみたいなのが、出てきてたりするのかな・・・

ただ、どうしてもマニュアルで、山道かっ飛ばしたいっていう人もいるでしょう。そういう時は、サーキット場かなんかでお願いしたいものです。バイク好きは飛ばしたいでしょうね・・・

なんか未来の話というか、もうすぐ目の前に来ている話です。自動運転だけなら、私も死ぬ前に見れそうです。子供の頃にみたSF映画だけの話ではないのです。

(出典:gazoo.com)

トヨタの2019年3月期連結決算で売上高30兆円を超えたことを明らかにしました。そのトヨタが目指しているのがモビリティカンパニーです。今までの車を作るという考えから、移動や物流、物販などの多岐にわたるサービスを提供するという考え方にシフトする。そのコンセプトカーとなるものが、イーパレットです。2020年の東京オリンピックに試験的に投入されることが決まっています。どの程度の自動運転になるのか気になりますね。

(出典:自動運転ラボ)

トヨタは、イーパレットを使った取り組みで、アマゾンやピザハット、ディディ、ウーバー、マツダ、ソフトバンク、セブンイレブン、ヤマトホールディングスなどと協力していくことを明らかにしています。イーパレット自体は、動く箱です。その中身を今からどうしていくか検討しているといった所でしょう。商品の自動配達、出来立てのピザ。朝夕の送り迎えサービス、移動無人コンビニやスーパー。これらの企業の名前を見るだけで、なんかすごい未来が来そうな予感ですね。このほかにも、移動会議室とか、移動ホテル、移動病院、移動喫茶店やレストンランなど・・・すごすぎてワクワクします。もう車も持たなくて良くなりそうですね。月額いくらって感じでしょうか。スマホ5ギガまで2000円と同じように、月間1000キロまで3万円とか・・・あるんでしょうか?

本当に子供の頃みたSF映画ですね。今からの人は羨ましい。SF映画がSF映画ではなくなるのですから。

でも一番の心配はこれら自動運転の技術で運搬、運輸などで働いている人の職が奪われることだと思います。働く場が無くなれば、その家族は路頭に迷うことになります。新たに生まれる業種もあると思いますが、年配の方は対応できる柔軟性が若い人に比べて、低いものと思われます。変化は急激にやってくるでしょう。そのときの為に今、何が出来るか、世界中みんなの問題として、一人ひとりが真剣に考えていかなければならないと思います。

AI関連未来年表
↓ただのSF映画好き素人の予想です、あしからず。

2020年~ 東京オリンピックでレベル4の自動運転車試験投入

2040年~ 完全自動運転 万能翻訳機  AI,人類の知能を超える 

2060年~ 自家用ドローン 月旅行 失業率40% 医療50%AIロボへ

2080年~  完全人型ロボット完成 70%の仕事,家事がロボに  

2100年~ 世界の大半Bインカム導入 全ての病の治療薬 寿命140

2120年~  争いのない完全に平和な世界orターミネータのような世界

※ただのSF映画好きですので、ご勘弁を。明るい未来が来ますように!

シンギュラリティ:技術的特異点、AIが人類の知能を超え自律的に学び、驚異的な速度で知性の獲得を繰り返すことで、人類の想像を大きく超えた存在になりうる。その時期をシンギュラリティと呼び、専門家によって様々だが、2045年ごろという説が有力。これ以降は指数関数的に知能が高まっていく。彼らからしたら、我々は赤ちゃんのような存在になるかもしれません。赤ちゃんならまだいいですが、家畜のように思われたらと思うとぞっとします。シンギュラリティ以後、人類には到底太刀打ちできない存在へと急速に成長します。もはやそれは神の領域と言えるほど、人類の知能の数百万~数兆倍になるのではと言われています。

(出典:atmarkit)

完全人型ロボットは、究極の人類の夢と言えるのではないでしょうか。外見は人間そのもので、全ての家事をしてくれる家政婦であり、なんでも解決する凄腕弁護士であり、何でも教えてくれる大学教授でもあり、全ての格闘術をマスターしたスーパーボディーガードでもあります。一流の料理人であり、毎日の健康を管理してくれるお医者さんでもあり、世界の名医の外科手術全てを行えるスーパードクターでもあります。災害時すぐに助けてくれるレスキュー隊であり、世界一流の歌声、踊りでも再現できます。インストールさえすれば世界のだれにでもなれるのです。こちらの心理を分析し、最高の話相手になってくれるでしょう。とても高価でしょうが・・・

(出典:wallhere)

寿命140というのはだいぶ抑えた数値です。AIロボが寸分の狂いもない的確な手術をしてくれたり、病気の治療薬の飛躍的な進歩もあるのですが、専門家に言わせると、極小のナノマシンが体中をめぐり、悪さをする因子を片っ端からやっつけてくれるようになるそうです。ですので、はなから病気になる可能性が非常に抑えられることになります。そのナノマシンは年に1回でいいのか、ずっと体の中に入れっぱなしなのかは分かりませんが、なんか体を乗っ取られそうで怖いです。その昔、アメリカ映画「ミクロの決死圏」とか、手塚治虫の「ワンダービートスクランブル」などの作品がありました。ミクロ化して体内に入り、治療するという話。さすがに人間がミクロ化するのは難しいでしょうが、極小ナノマシンなら本当に実現するかもしれません。現在研究中です。また遺伝子治療、肝細胞技術等で老化せず今の10倍生きるという学者もいます。寿命140というのが、控えめな数字なわけです。

ナノマシン:50ナノメートル(1/50000㎜)の大きさ

2045年シンギュラリティによる電子回路の爆発的な進化によって、遺伝子工学、ナノテクノロジー、ロボット工学などの研究開発が加速。無尽蔵なエネルギー、不老不死、宇宙進出、光速の壁突破など技術獲得まで行く可能性も言われるくらい。それだけ人類の想像を超える進化となるわけです。

(出典:ミクロの決死圏)

平和な世界かもしくはターミネーターのような世界になると書いていますが、この点も専門家によって様々です。悪い未来は来てほしくないのは当然ですが、いろんな意見が出ています。イギリスの物理学者スティーブンホーキング博士は完全な人工知能は人類の終焉を意味するかもしれないと語っています。ビルゲイツや孫正義も危機感を抱いた発言をしています。スペースX社のイーロンマスクはイチゴ積みロボットを例に出し、学習し、より生産性を上げるにはどうすればいいかを考え、世界中をイチゴ畑にし、人類を追い出すかもしれないと言っています。逆にシンギュラリティは起こりえないとする専門家もいます。どんな未来が来るかはまだ誰にも分かりません。今、ルール作りのための話合いが盛んに行われています。自立型ロボットの兵器利用の禁止を求めた公開書簡に1000人の研究者らが署名しました。人とロボットのより良い関係を築くためにも、理想の社会へ進んでいくためにも、今のうちからしっかりとした仕組みを作っていってほしいと思います。

(出典:ウェブ部)

(参考:NAVER、ウィキペディア、他)

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