ノルウェーについて調べてみた

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ノルウェーについて調べてみた。

(出典:北欧旅行フィンツアー)

ノルウェー軍と日本の自衛隊の比較
ノルウェー軍
徴兵制(19歳から44歳までの男女が対象)
兵役期間12~15ヶ月
人数 19100人
このほかに予備役的な組織として郷土防衛隊44200人ほどいる。
ちなみに日本の自衛隊の人数は陸自136000人、海自42000人、空自43000人、その他合計で224000人で、別に予備自衛官50000人弱います。

国土面積
★日本    378000平方km(世界61位)
★ノルウェー 324000平方km(世界67位)
ほぼ同じくらいですね。両国とも海洋国家ですね。

首都
★日本    東京
★ノルウェー オスロ

人口
★日本     12654万人(世界11位)
★ノルウェー   488万人(世界116位)
すごい約26倍も多いです。

兵士人員
★日本     224000人
★ノルウェー  19100人+郷土防衛隊
人口比から考えると妥当でしょうか

(出典:タビッポ)

↑ノルウェーというと上の写真のようなイメージかな?自然、北欧、フィヨルド、サーモン、北海油田、高福祉高負担国家と言った感じですね。医療や教育が無料だけど、所得の半分が税金や社会保障である。物価も非常に高い。なんかいいのか悪いのか・・・ここまで来るのに、やっぱり国会でいろいろともめたんでしょうか?紆余曲折ありつつ、国民が納得しているのであれば、いいと言うことなのでしょう。油田の力も大きそうですね。

サーモン養殖が盛ん(世界トップ)、世界幸福度ランキングでトップ。女性の社会進出率が高い。 平均寿命男性78歳、女性83歳(2007年)。 1969年には女性議員の割合は10%程度だったが、2019年では41%。(ちなみに2019年日本の国会(衆議院)の女性議員は14%ほど。)男女共同参画の取組が進んでいる。かつては日本と同様、家事は女の仕事という意識の保守的な男社会であったが、様々な取り組み、法整備などを経て、女性の社会進出が進んでいった。 2019年女性議員割合世界一位はなんと、ルワンダで55.7%だそうです。

ノルウェー経済

世界有数の原油輸出国。1999年には原油が全輸出の35%を占めた。原油売上の収益はノルウェー政府年金基金として投資運用されている。総資産100兆円といわれる世界最大規模政府系ファンド。日本の株式や不動産も投資対象である。2015年の一人当たりの国民総所得は93820ドルで世界一位となる。北欧三国スウェーデン、フィンランド、ノルウェーはどこも高福祉高負担です。ノルウェーの消費税は24%(食品は12%)です。もう日本も消費税10%になりますが、これらの国に比べればまだまだです。原油輸出で儲けて、国民からも一杯取れるので高福祉も当然ですね。原油埋蔵量58億バレル。しかし2000年ごろから生産量が落ちてきており、新たな大規模油田の発見が待たれる。

Norway Map – Detailed Vector Illustration(出典:istock)

(参照:ウィキペディア、他)

ノルウェーの戦い


戦闘期間1940年4月9日~1940年6月10日
4/9にドイツ軍がデンマークとノルウェーに侵攻。表向きはフランス、イギリスによる侵略から中立を守るためというもの。デンマークは初日に条件付で降伏。ノルウェー政府はオスロから避難しイギリス、フランスの援軍を得て、抗戦するも劣勢がつづく。

5月下旬ノルウェー北部でも連合国側の援軍とともにノルウェー軍は戦っていたが、劣勢をしいられた。フランスではフランスダンケルクまでドイツ軍の快進撃が続く。

5/25 連合国側はノルウェーからの撤退を決定。
同時にノルウェー政府と王家はイギリスに亡命。

国内に残留しているノルウェー軍は6/10に降伏。ソ連を除いて、ドイツの侵攻に最も長く抵抗した国でした。

(参照:ウィキペディア、他)

ナルビィクの戦い1940年4月9日

ノルウェー海軍2隻 VS ドイツ海軍駆逐艦3隻

(出典:ウィキペディア)

4時15分 吹雪の中にドイツ駆逐艦現れる。
ノルウェー戦艦アイツボォルが信号を送るが、返信はない。続いて警告射撃後、停戦命令の信号旗を揚げる。ドイツ駆逐艦が停船。ドイツ軍将校がノルウェー戦艦アイツボォルへ乗艦し、アイツボォル艦長に降伏要求した。艦長は上官と相談する必要があると答えた。上官に連絡を取り、明確な攻撃命令を受け、ドイツ将校に伝えた。ドイツ将校はノルウェー戦艦アイツボォルから離れると赤色信号弾を発射。ドイツ駆逐艦とノルウェー戦艦アイツボォルは距離700m。ドイツ駆逐艦が魚雷4本発射。ノルウェー戦艦アイツボォル撃沈、沈没177名死亡(4時37分)ドイツ駆逐艦2隻がナルビィク港へ入港し、兵員を上陸させ始める。

(出典:ウィキペディア)(ノルウェー海軍、戦艦ノルゲ)

ノルウェー戦艦ノルゲから視認できていたが、すぐに雪の中に消えてしまうような状況。戦艦アイツボォルの爆発音だけが聞こえる。4時45分再びドイツ駆逐艦を確認。ノルウェー艦ノルゲが砲撃。ドイツ艦までの距離800。砲弾12~13発打つが、命中せず。ドイツ艦が応戦。砲撃するも命中せず。 続いてドイツ艦から7本魚雷発射。ノルウェー艦に2本命中。沈没105名死亡。

最初の戦闘ではドイツ側は無傷で、ノルウェー側は2艦沈没という結果でした。

上記は2ヶ月にわたるノルウェーの戦いを簡潔に書いていますが、あの快進撃を続けていたドイツに対してここまでの戦いをしたノルウェー軍に敬意を表したいと思います。

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